[1007]  日の出和彦
02/15 18:18
第2章
 これから多分起こるであろう我が身の快感に,長く伸びた両下肢が細かな震えを佩びていた。
男がスリットから忍び込ませた手を香織のストッキングの切れ目を確認してる。
(ああんッ焦らさないで!)
 声に出しては決して言えない言葉を胸中で叫ぶ。それは、確実にそれ以上の男の行為を期待していた。
 男の為に穿いて来たナイロンの中の香織のモノが、脈打ちそうになるのを堪えながら、男の指の動きに期待する。
 その手がガーターフリーのストッキングの切れ目を通り過ぎ、臀部の膨らみを極薄の生地の上から蛇の様に弄り出すと、鼠径部が固くしこり香織の脳を焼いた。
 もう、周囲の人間の事など気にも係らない。ただひたすら今の甘美に溺れたい。
(うあんッ嫌!)
 男の指がナイロンの上から蕾を押し込みながら円を描いた。
「へへへッいいぞ香織。尻をもっと後ろに突き出せッ」
 男が香織の耳朶に口を寄せて呟いた。
 香織の胸の鼓動が激しく高鳴り、白い頬に紅が走り艶やかな首筋に粟粒が走った。
 香織の大好きな愛撫を知り尽くした男は、人目も憚る事なくその美味しそうな首筋に分厚い舌を這わせ舐め上げた。
(ああッ駄目!堪んない!!)
 悦びの嗚咽が漏れないよう咄嗟に口を塞いだものの、香織の眉間には悦楽の立て皺が寄り、誰が見ても男の行為に悲鳴を上げんばかり悦びにに震え慄いているのが分る。
「そうらぁ、たっぷりと感じて悦びなぁッ」
 男が香織の乳房に腕の伸ばし、ブラウスの上からブラが破れんばかりに揉み込んで来た。
 下半身では後ろからアヌスを嬲られ、首筋に舌を這わされ、脇の下から乳房を掴まれ、手練手管で香織を泣き叫ばせようとでも言うかの如く、地下鉄の車両内で悦びに打ち震える彼女の躰に淫蕩な嬲りを続けていくのであった。

イイネ!(1) PC
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