[1112]  みちこ
11/05 02:03
病院にて
その後の妄想編


先日の処置も虚しく、翌日にまた駆け込むように病院を訪れたみちこ。

原因不明の血尿と排尿困難な症状が今だに続いていた。

みちこさん、残念ながら今の状況では日常生活を送るのは困難という判断から入院をして回復への治療をしましょう。

準備はしてあるのでこちらへどうぞ。

戸惑いながらも長い病棟の廊下を歩き、何枚もの扉を経てみちこは用意された個室へ案内される。

途中厳重に施錠をされた扉を通過していることにみちこは不安な気持ちにとらわれた。

その部屋はシンプルな六畳くらいの空間にベッドが一つ置かれていた。隣には看護師が待機する前室が置かれていた。

それではこちらの衣服に着替えてください。

用意されていた衣服はブラとショーツとスリップだった。

あの、これは?と問いかけると看護師は、

いつでも検査の時に素早く対応できるように着用してもらいますと、答えた。

入院というと、病院着のようなものを想像するが、不思議に思いながら看護師が立ち去ったのをみてそれらを着用した。

着替え終わったと同時に部屋のドアが開き、2人の看護師が入ってきた。

これから過ごしてもらうにあたり、万一がありますので、尿漏れ用のナプキンを装着していきます。

血尿があまりにも酷ければオムツに切り替える場合もあります。

もう1人の看護師が引いてきたワゴンに数種類のナプキンと、何やら見たことない器具と消毒薬が載せられていた。

そして装着するナプキンを用意する看護師。

それではナプキン装着前の消毒をしますね。
看護師はみちこのショーツに手をかける。


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