[1123]  みちこ
11/09 02:45
病室にて

それは突然の事だった

夜中の2時を回ったところ、急に病室の明かりが点いた。
また看護師が3名前室よりやって来た。

何事かとみちこは眠気まなこで目が覚めた。
看護師の一人がおもむろにおむつの股間に触れ、入念に何かを確かめている。
そして何かを他の2名と話したのち、足の固定ベルトが外され、またしても開脚の体位が取らされみちこは無防備な格好となった。

そして無理矢理オムツを破かれ股間が露わになった。
それをみた看護師の反応は落胆といらだちが見え隠れしていた。

なぜなら、夜注入された薬剤はグリセリンという便通を促す薬であり、普通なら今ここに排便がされているのが普通なのだが、そのむき剥がされたみちこのオムツには一切排便がなされていなかったのである。

看護師達にとって、明日の検査までになんとしても排便を促し腸内をきれいにしてないといけなかったのである。

看護師たちは考えたのち、強行策に出ることにした。まずは2人の看護師がみちこの足を開脚するように支持。
もう1人の看護師はゴム手袋を装着し、肛門に指をあてがった。

急な刺激に声をあげるみちこ。すかさず別の看護師が口を塞いだ。
そして看護師はたっぷりと指にワセリンを塗った指をみちこの肛門に挿入にしたのである。
のけぞるみちこを看護師は押さえつけた。

指は容赦なく肛門を突き進む。みちこのお尻の下には予め吸収シートが敷かれ、何かを受け止めるトレーがセットしてあった。
挿入された指はみちこの肛門を弄り、中の便を掻きだす処置がなされた。みちこのうめき声に対し看護師はみちこの口にガーゼをつめこみ声を発しないようにした。

羞恥心と苦痛を味わいながらみちこの陰部は縮み上がっていた。ある程度の便が掻き出されたのち、また肛門に何か管のような物が差し込まれ、点滴のような容器からの薬剤注入による腸内の完全洗浄が始まった。容器を高い位置に上げると薬液が体内に入り、容器を下げると薬液がまた逆流してきた。

脱水症状を抑えるため点滴を受けながら、腸内洗浄処置は終了。全体の消毒を終えた肛門にはなにかプラグのようなもので栓をされた。尿道には再びカテーテルを挿入され、またあの分厚いナプキンが装着された。

みちこさん

これで明日の検査の準備は整いました。明日は朝早くから検査があります。 あと数時間のちですが、ゆっくり就寝してください。

これ以上何が行われるのかわからないみちこは不安のまましばしの就寝につくのであった。


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