[1207]  鳥肌実
01/15 03:26
>>1188
「私の家系は元来、無類の鳥好きで御座いまして。 血は争えませんな。

　　私も幼少の頃より、伝書鳩のブッチーを飼いならし、コイツを使って

　　近所の住人に赤紙を配らせておりました。

　　その頃から『モッズ系とはなにか』と真剣に考えるようになりまして、 現在に至っております。

　　私、自宅ではジーンズを履いております。 フジサンケイグループイメージキャラクター候補。

　　鳥肌実で御座います。 ふざけるな、筑紫哲也。

　　先日、家で悶々としておりますと、息子の健太が私のことを“ヒロポン”と呼ぶんです。

　　いたたまれなくなって、甲州街道をひたすら真っ直ぐニワトリ歩きで進み、

　　新宿で行われておる“ねるとんパーティー”に出席いたしました。

　　私の場合は四十歳以上、１６０センチ未満、ポマード臭いということで、

　　入場料が倍で御座いました。 会場は、鼻息の荒い若い男女でぎっしり埋め尽くされ、

　　すし詰め状態だったんですが、私が、

　「会員番号１２０８（ヒトフタマルハチ）鳥肌で御座います。 陸軍中野学校を卒業後、

　　キセルでナチスドイツに渡り、 ヒトラーユーゲントを主席で卒業致しました。

　　ナチスに叩き込まれたゲシュタポ魂は筋金入りで御座います」

　　と、ノリノリで突入いたしますと、 私の周りからスーッと人が引き、

　　ドーナツ化現象が起きました。 これはまずいと思い、

　「尊敬しているアーテストは池田大作で御座います。 南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経」

　　と、ステップを踏んでやると、 私の周りにスーッと人が集まり、袋叩きにあいました。

　　失敬だなもう帰るよ！と憤慨してその場を立ち去り受付に座っておった女性に言ってやったんだ。

　「あんたねぇ！・・・・結婚して下さい」「お引き取りください」

　　再びパーティー会場に戻るとアピールタイムが始まっており、

　　中肉中背、愛染恭子似の女性が私に鼻息荒く近寄ってまいりまして、

　　アムウェイビジネスについての素晴らしさについて 長々と薀蓄をたれてきたので、

　　少々気分を害した私は、 告白タイムに入ると中肉中背、愛染恭子似の女性の眼前に立ちはだかり、

　　人間魚雷回天の構造について長々と薀蓄をたれ返してやりました。

　　そして小一時間に及ぶ一方通行の会話の末、 私が「このメスブタ！菊の門にぶち込んでやる」と

　　取り乱した所で係員につまみ出され、ゲームオーバーで御座います。

　　男と女がつがいになるというのは、私の永遠のテーマで御座います。

　　人生の先輩として一言いわせて貰います。

　　　　　固いクソ　出すとき辛いが　紙いらず

ご静聴ありがとう御座いました。」

イイネ！(10) PC
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