[161]  仁美
02/25 14:33
続きです…♪


No.226[大阪城公園〜 覗き屋さんなのに…B]

…また胸がドキドキします…💓

今度はもうフラフラと歩き回るようなことはせず、私は…
近くの石造りのブロックに腰掛けて…
機会を伺います♪

…ドキドキするけど…
それにしても今日は本当にいい気候だわ…
風が、空気が最高に心地いい💕

女装に適した丁度良い気候で、爽やかなそよ風が吹く、滅多にないくらいの、本当に素晴らしい夜でした♪
私はしばし覗き屋さんの存在を忘れるくらい、感慨にふけってしまい…(笑)

あ、そうそう、覗き屋さんは…?
ハッとして、さっき覗き屋さんがいたところを見てみると…

アレ、いない…

また見失ったと思った、次の瞬間です…
右手にジリッ、ジリッという足音と気配を感じ、ハッと振り向くと…
いつの間にか覗き屋さんが姿を現し、
私にソロソロと近づいてきていたのです(///∇///)

…ドキッ…💓
私は一瞬ビクッとしましたが…

見た目温和そうな、年配のオジさんでした。
醸し出す雰囲気も、危険な匂いはしません♪

自分から姿を現してきた覗きのオジさんに戸惑いつつ、私は微笑みながら少し会釈しました(*^^*)

オジさんもちょっと笑顔になって、
「お姉さん… 横、ええか?」
声もなんか優しげな人…💓

私はホッとすると同時になんか嬉しくなり、ニッコリ微笑んで、少し腰をずらして「ハイ…」
小さな声で…

オジさん、少し間を置いて腰掛けます。
ちょっと間がありましたが…
「今日は暖かいな」
話かけてきました。
私は小さく微笑みながら、コクッと頷いて「ハイ…」
声にならない声を。

ちょっとの間、そんな私の様子をジッと見ていたオジさん、いきなりこう言いました。
「お姉さん… 男と違う?」


イイネ!(6) SHV48 pcR7bEbU
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