[2082]  あい
06/19 08:55
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碧いばら
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−4話−

気付くと事務所のような部屋のソファーに寝ていました。
「ここは・・・」
TVを見ていた男性が振り返ると、
あの男と訪れたアダルトショップの店主でした。
「気付いたね」
「ここは、お店の事務所だよ」
「気を失ってたから、ここに運ばれたんだよ」
「あの人は?」
「よろしくって言って、帰ったよ」
「コインロッカーの荷物、そこにあるし」
「シャワー浴びてきな」
そう言うと、奥のドアを指差しました。
シャワールームに入って、体の汚れとメイクを落としました。
男の姿に戻ると今日の出来事が思い出して、
これからの自分がどうなっていくのかと考えてしまいます。
事務所に戻ると店主は、お茶をすすめてくれました。
「男の姿にもどっても、綺麗なんだね」
「すっぴんのお姉ちゃんと大差ないよ」
「ちょっと努力したら稼げるようになるね」
「え?」
「あ〜あ、聞いてないんだ」
「あんたは、あの男の借金のカタになったんだよ」
「風俗で働けるところの紹介を頼まれてるよ」
「だって、こんなですよ」
「女性の体のニューハーフじゃなくて、」
「給料安いけど、君みたいになのを好きな男もいるからねー」
「ホルモン射って、胸入れたらもっと稼げるし」
「大丈夫、あんたなら大丈夫」

私はお茶のお礼を言って事務所を後にしました。


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とある雑居ビルの一室に入ると、
電話の指示のとおり準備を始めました。
ブルーのシャドウに濃いアイラインで眼を囲み、
付け睫毛をつけます。
ルージュは赤ワインような濃い赤。グロスで艶を出します。
裸になると、黒いレースを使ったスリーインワンを身に付け、
ストッキングはメッシュのものを吊ります。
ウエストを紐で締め付けられるようになっていて、
ギュッと締め付けてウエストのくびれを無理やり作ります。
ショーツは前後に大きな穴が開いている特殊なものでした。
前の穴にペニスを通してエナメル生地のショーツを履き、
剥き出しのペニスをリボンの付いたコックサックで包みます。
後ろの穴の周りにはボタンが付いていて、
専用のディルドーを固定できるようになっていました。
アナルとディルドウにローションを塗って差し入れます。
柔らかい素材ですが、普通のペニスの太さがあり、
これだけで昂ぶってきます。
シャツワンピを着て、エナメルの太ベルトをします。
15cmのピンヒールを履き、小さいカートを引いて出かけます。
たまにすれ違う男性の好奇の目に気付くけど、
あの時と違って嬉しさを感じる。
これから仕事でなければ、誘いたくなっちゃう。

指示されたバーに入ると、黒木様はすぐ見つかりました。
「やぁ、アイちゃん。待ってたよ」
黒木様は勤めるようになっての最初のお客様で、
前回はホテルでのプレイでしたが、
今日は2度目で、デートコースを選んで頂けました。
「お願いしたコスチューム着てくれて嬉しいよ」
「ご主人様ありがとうございます。」
「本日もよろしくお願いします」そう言って私は、
カートから取り出した首輪とリードを手渡しました。
黒木様は私に首輪を付けリードを繋げました。
ここはSMバーやハプニングバーではなく、
普通のショットバーなので、
首輪にリードの女性がいたら目立って当然です。
ちらちら、こちらを見るようになりました。
「アイちゃん、何飲む?」
「ジンバックがいいです」
「マスター、頼むよ」
「はい、分かりました」
「マスター、それと。いいよね」
「ん〜、今日はお客さん少ないからいいですけど」
「あんまり、激しいことはダメですよ」
「はい、はい、分かったよ。カクテル頼むよ」
黒木さんはそう言うと、
私のシャツワンピのボタンを上から外し始め、
太ベルトも外して、シャツを大きくはだけました。
「まだ、胸はちっちゃいんだね」
「すみません、手術するお金ないんです」
「いいよ、そのかわりアイちゃん感度がいいから」
ちら見する奥の男性客に気付いて
「そちらの方、興味あったら見てやってよ?」
「このコ変わってるんですよ」
「アイちゃんもほらっ」黒木様はそう言うと、
私を奥のお客さんのほうに向けました。
「いやぁん、恥ずかしいです」
「そんなの着てて、今さら」
「ん? えっ」
奥のお客さんはコックサックにびっくりして尋ねました。
「これって、アレですか?」
「そう、貴方にも付いてるアレですよ」
「お、おっ、膨らんできた」
「アイちゃんどうした。見られてるだけで感じた?」
「はぃ、だって・・・」
「見た目は女の子なのに男なんですね、は〜!」
「ジンバック出来ましたよ」マスターが声をかける。
「ありがとう」
マスターが話しかけました。
「黒木さんアイさんが身に付けてるのが、」
「この前話してたコスチュームなんですね」
「そうそう、胸のとこにはこんなジッパーがあって、」
スリーインワンの胸部分のジッパーを下げました。
「直接胸や乳首を触れるんだ」
黒木様はそう言うと乳首をつまみます。
「あんっ」
「その布の袋は市販されてるんですか」
「あーこれ、これはコックサックとかって言うんだ」
「普通はペニスを縛り付ける皮製が多いんだけど、」
「リボンとレースの付いた布製だと可愛いいし」
「それに店でフルチンじゃね、ははっ」
マスターは苦笑いしながら
「それもそうですね」と応えた。
その後も、私の乳首を弄らせてペニスが反応するのを
見て楽しんだりと、しばらく遊んでバーを出ました。

ベルトを絞めてシャツの前を少し閉じてもらえたけど、
首輪を付けてリードを黒木様に曳かれる姿は、
すれ違う人達に注目されます。
見られていることに興奮してペニスが大きくなると、
歩く度にシャツブラウスの合わせ目からはみ出して、
目立つようになってしまいました。
(あれ、なに!)
(オカマの変態が大きくして歩いてる)
そんな声が頭の中に聞こえてきます。
「黒木様・・・」
「ん、」
「も、もぅ」
「ふふん、もうダメなのかい?」
「それじゃぁ、そこ入ろうか」そう言って、
1ブロック先のホテルの方を向きます。
「そうそう、リモコン忘れてた」
私はカートから無線式のリモコンを手渡します。
黒木様がスイッチを入れると、
アナルを埋めているディルドーが振動し始めました。
ただでさえ15cmのピンヒールで歩きづらいのに、
振動で足がおぼつかなくなってしまいます。
「アイちゃん、もう少しだから頑張って」
「ほらほら、カートかしな」
ふらふらとしながら、ホテルに向かいました。

SMルームに入ってシャツワンピを脱がすと、
黒木さんはカートからロープを取り出して、
私の手首を縛り天井のフックに結びました。
既に大きくなって上を向くペニスを指で弾くと、
「アイちゃん、もうビンビンだね」
「いやぁあん」
やまないバイブの振動と、吊り上げられての緊張で、
敏感になって、弾かれただけで感じちゃう。
そんな私の反応を面白がって、さらに弾いてきます。
パチン、パチン。
「あぁん、あん」
黒木さんはコックサックを外します。
「アイのちんちん濡れ光って、お汁が溢れてくるよ」
「あぁ〜ん、だって」
胸のジッパーを下げて乳首をつねります。
「きゃぁうっ! うぅ」
激しい痛みに耐え切れず声をあげると、
「ごめん」と言って、
手の平で優しく乳首を転がします。
さっきの痛みも残っているけど、
じーんとした快感が湧き上がってきます。
「あぁ、あぁ〜」
「床に垂らしちゃって、もったいないな〜」
糸をひいて垂れるお汁と私のペニスを、
愛しそうに舐め上げていきます。
「美味しいよ、アイの愛液は」
「もっと、出すんだ」
乳首を愛撫されながらのフェラに、
我を忘れて身悶えし始めます。
「あん、あぁん、ご主人様〜」
「アイいっちゃう、いっちゃう〜」
黒木様の舌使いが激しくなり、
乳首を摘まむ指に力が入ると、
「イク〜〜、うっぅ」
黒木様の口の中に精液を漏らしてしまいました。
飲み込むとペニスに残った残滓を綺麗に舐めとり、
満足げな顔をされました。

ロープを外されると「アイ好きだよ」と言って、
抱きしめてキスしてきました。
情熱的なキスに高揚してしまいます。
コスチュームを脱がされベッドに寝かされるました。
黒木様も服を脱いで裸になり、横に寝て抱きしめてきます。
抱きしめられたまま、お尻や背中に優しい愛撫が。
黒木様のペニスに手をそえ、まだ柔らかいペニスを扱きます。
大きく硬くなると上になって私の足を抱えます。
そして優しく中に入ってきます。
「あぁ」
いく度かの腰の動きの後、私の中に噴き出されました。

黒木様はイった後も私を抱きしめて、
「アイありがとう、とっても良かった」
「大好きだよ」って囁いてくれました。

-続く-
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