[2261]
令和の紫式部
08/04 21:46
>>2225
Party倶楽部の皆様こんばんは。
リュックさんご指名ありがとうございます。
平安時代では「いとをかし」(「お」かしは現代語仮名遣いで間違えではありません)
紫式部が言うのもなんですが、ライバルの清少納言の枕草子に良く出てくる言葉で「いと」はとってもの意で「をかし」は時代と共に意味も幅広く変わっていたようです。
もともとの平安時代では「美しい」「愛らしい」の意味や「素晴らしい」「優れている」「見事」「趣がある」「風情がある」などの意で使うこともあったようです。
室町時代や江戸時代になるとそれらに加え「興味深い」「おもしろい」「こっけいな」「おかしい」「かわいらしい」の意で使われるのもアリのようです。
「枕草子」は平安時代のいわばエッセイ集みたいなもんで超現代風にギャル語で言えば「いとをかし」は「メチャかわいい」「超ヤバイ」に意訳できなくないですね。
でも七コロリンのように乱用すると言葉の風情が半減すると思いますから使い方は要注意です。
七転び巨大無毛陰核突起いとをかし。
ここで言う「いとをかし」をどの意でとらえるかは読み手のリュックさん次第です。日本語は正に「いとをかし」ですね。
はい。今日の古文の授業はここまで。
イイネ!(4)
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