[2396]  あい
07/09 06:45
【 ついてる奥さん 】(3)


「はい、あなたぁ〜」

カレが少し傾けて持つグラスに瓶ビールを注ぐ。
半分ぐらいになるとカレはグラスをまっすぐにして、
私はタイミングを見計らって瓶の先をあげるとピッタリの位置で泡がとまる。
にっこり微笑んだカレは私の手から瓶を受けとって、
同じようにぴったり泡をとめるように注いでくれた。

向かい合わせじゃなくて横ならびにコタツに入って、
軽くカレにもたれながらのビール注ぎあう。
何気ないことだけど、こんなお酒の注ぎあいにも幸せ感じちゃう。

「お仕事おつかれさまぁ」
『うん、今日も忙しかったな。
 でもアイの可愛いい姿を見ると元気になれるよ 』

カレは私の肩を抱き寄せて軽いキスをすると、
むき出しの肩や大きく開いた背中を撫でまわした。

『この服いいよ。アイのスベスベの肌を触りやすくて 』
「あぁん、あぁ」

今夜着てるのは身体にフィットする素材のミニ丈のキャミワンピ。
家にいるときも可愛いくてセクシーな服を着るようにと言われてるの。

『こんな可愛くてセクシーな奥さんが家で待っててくれるから、
 遊びに行く必要がまったくないよ』

「あん、嬉しい、、
 私もずっとそう言ってもらえるように頑張るね」


煮立ってきた鱈チリのお鍋から具をよそってカレに渡す。

「熱いから気をつけてね。
 うふっ 」

『どうしたんだよ、思い出し笑いなんかして』

「だってぇ、今日買物に行った魚屋の小母さんが、
 私たち熱々だって言ってたの思い出してぇ〜、、、」

お昼に商店街でからかわれたことをカレに話した。

『その通りだから仕方ないさ。
 休みの日に一緒に買物してるとこ何度も見られてるからな。
 アイがいつも俺にくっついてるの見られてるから、
 お店の人に熱々って言われても当然だよ 』

「え〜、私がくっつくの嫌みたいなのぉ〜」

『違う違う、ほら、怒ったふりしないの。
 奥さん、可愛いほっぺをふくらませないで、、、 』

優しくキスされて抱きしめられると怒ったフリはできなくなっちゃう。

「あぁ、あなたぁ〜大好き〜、
 ずっと、どこでもくっついていたぁ〜い」

『アイ、俺もだよ、、』


晩ご飯の間にも何度もこうやって何度もキスしたり抱き合ったりするから、
いつも晩ご飯は長くなっちゃうの。
締めの雑炊を食べてカレがゆっくりお茶を飲んでる間にささっと後片付け。
二人分だからすぐ終わらせてカレの隣へと戻る。

カレは優しくキスをするとソファーに座らせた。
床にラグを敷いてコタツに入ってるからソファーは背もたれとして使うことが多い。
そこに座るのは雰囲気を出してDVDを鑑賞するときと、、あとは、、、

カレは私に脚を開かせてその前、一段低いラグにしゃがんで私に向かう。

『アイ、パンティーが見えてるよ』

「いやぁ〜ん、見ないでぇ〜 」

『あぁ、でももっとよく見せてくれよ
 脚をソファーに上げて、、ほらっ、、』

カレは脚を持ち上げさせてソファーの上でM字に開かせる。
大きく広がった股間にはパステルブルーの艶光るサテンでできた、
レースのフリル飾りが可愛いショーツが丸見えになってる。

『パンティーとっても可愛いね。
 でも、ここ、、なんでかな、少し膨らんでるよ〜 』
 
「あぁん、だってぇぇ、
 あなたの前で恥ずかしい姿してるから、、あぁ、あぁぁ、ぅん」
 
『アイ、可愛いよ。
 アイのこともっと見てあげるからね。
 とっても愛しいアイの全てをしっかりとね 』

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つづく


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