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あい
07/13 21:25
【 ついてる奥さん 】(10)
冷たい風が吹き抜ける道をカレの腕にしがみつくようにして歩いていく。
しがみついてる腕や大きな身体から伝わってくる温もりが、
私の身体と心を暖めてくれている。
ディナーで行ったイタリアンレストランはとってもお洒落なお店で、
お客もお洒落な姿のカップルばっかり。
ワインを飲みながら運ばれてくるコース料理のお皿。
綺麗な盛り付けと香りに小さく嬌声をあげる私にカレが微笑む。
おかえしとばかりにカレがお料理を口に運ぶのをじっと見つめてると、
はにかみながら「見てばかりいないで早く食べろよ」と言うの。
家で食事してるときは横並びだし、向かい合うときはもっと接近してる(笑)
外食が少ない私達にとってこんな距離感は久しぶりだから、
お料理を口に運びながらもカレを見つめちゃう。
そしてこんなに素敵な人が私を選んでくれてたんだぁって幸せな気分になるの。
『・・・・でさぁ〜、ってアイ。 聞いてる? 』
「えっ、あ、、何?」
『まったく〜、なんだよ。なんか上の空だな。
この後どこに行くかの話 』
「う、うん、いいよどこでも。
あなたにずっとついていくぅ・・・」
『おいおい、アイ』
少し声が大きくなって言った私のセリフに周りのテーブルの視線が一瞬集まってしまい、
慌てて照れるカレと私。
でも、ほんとの気持なんだぁ。
今までと違う幸せな生活、憧れてはいたけどそんな日が本当に来るとは思えもしなかった。
そんな幸せをあたえてくれたカレにずっとついていきたいんだもん。
地上に出て寒い夜道を一緒に歩き堂島川を越えると、
イルミネーションで彩られた並木道が見えてきた。
「わぁぁ、きれ〜〜い」
この街のシンボルであるイチョウ並木の枝々を、
白、ブルー、ピンク、黄色のLEDで灯し、ロマンティックな光があふれてる。
私達以外にもそれを眺めるカップルがいっぱいで、
とても幸せそうに腕を組んで歩いたり、イルミネーションをバックに写真を撮っていた。
『カメラ持ってきたら良かったな、、あっ、携帯で撮ろうか?』
「うぅん、いいの。 こうして一緒に見てるだけで。
ね、いこぉ〜」
しがみついてるカレの腕を引っぱって、
撮影する人が多い光のオブジェクトから離れるように急かします。
『どうした? あんまり興味ない?』
「ううん、そうじゃないの。
写真を撮るなら、あなたから離れないと。
あなたと組んでるこの腕を離さなきゃだめなんだもん」
『あはは、甘えてるなぁ〜』
「うん、そうだよぉ〜。
ね、、」
目をつむって顎を少し上げると、すぐに唇を重ねてくれた。
冷えていた唇が、抱かれた身体が温もっていく。
舌先がふれ合いお互いを求めだす。
『アイ、もう帰ろう、
アイが欲しくてたまらいよ。』
熱くなり始めていた唇が離れて囁かれると、
同じ想いで身体じゅうが火照っていた私は、
カレの広い胸に身をゆだねました。
「私も・・・、」
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【 ついてる奥さん 】(11)
カレと知り合ってからのエッチは、それ以前とまるで違った。
小さな乳房や乳首、お尻でもすごく感じる私だけど、
過去つき合った人は私の敏感すぎる男性器を弄って、
射精をクライマックスのようにとらえる人が多かった。
カレと知り合ってからは射精も行為の一つでしかなくなった。
私のザーメンをカレが美味しそうに味わってくれるのもとても嬉しいけど、
狂おしくなるほど感じるのは、やっぱりカレの逞しいおちんぼで、
私の奥深くまで犯してもらってるとき。
エッチなサイトで知った、トコロテンとか潮吹きとかなんて、
本当にあるのかなぁって疑ってたし、経験できるわけないって思ってたのに、
初めての夜、カレのおちんぼに貫かれ、奥まで激しくつかれると、
そのたびに、どろっ、どろっと透明なものが押し出されるように溢れだしたの。
え、えっ、これなに? って、びっくりしちゃった。
少し白いものも混じってはいたけど、ほとんどが透明で、
おしっこや精液の匂いもしないの。
これが潮吹きっていうもののかなっておぼろげに思ったの。
そして、カレとの2回目のエッチの時には、
最初にワセリンを塗っただけで、その後なにもしなくてよかった。
それまでは、途中でローションを塗りなおしたりしないと辛くなってたのに、
そんなことしなくても無くてもエッチできるなんて初めてだった。
アナルが女性のあそこみたいに濡れたの。
しかも貫かれるたびに淫らな音をたてるほどに。
すごく優しくて、真摯に私のことを思ってくれてるって感じられて、
自然に一緒になった私。
そしてカレによって私の身体に潜んでた何かが目覚めたの。
カレと会うまでのエッチっていったいなんだったんだろ。
どうして今まで身体がこんなふうに変わらなかったんだろ。
家に帰っていつものように激しく熱い時間を過ごした後、
裸のまま腕枕をしてもらって、逞しい胸に頬を寄せ脚をからませる。
そんなふうにカレの逞しさを感じながら寄り添うのって大好き。
私に"女"を感じさせてくれるから。
カレは髪を優しく撫でながら、
『アイ、愛してるよ。
一緒に暮らしだした一月前よりさらにアイのことが好きになったよ。
アイのおかげで毎日が楽しいし、仕事にも張り合いができた。 』
「うれしい、、あなた、、」
私は馬乗りになって柔らかいって褒めてくれる唇をカレの唇にそっと重ねた。
重ねる唇にしだいに力がこめられていく。
唇を割り入って舌を伸ばしていくとカレも舌を差し出してくれて、
たっぷりとお互いの舌を感じあうの。
私はいつのまにかカレの頭をしっかりと支え唇を貪っていた。
唾液がこぼれ落ちていくのをカレは呑みこんでくれる。
糸を引きながら顔が離れると、
『アイの唾は甘くて、美味しいよ』
たまらなくなってカレの唇だけでなく顔中へとキスの雨を降らせる。
また唇へと戻ると舌を絡ませながら右手で首から肩へ、肩から胸へと、
カレの身体を一つずつ確認しながら、そっと指先で撫でていく。
私の愛撫に身を任せてくれるカレの唇から離れ、左側から濡れた舌を這わせるの。
尖りだした乳首に舌が触れると、「うぅっ」と感じてくれる。
両方の乳首をたっぷり唾液で濡らし、指の腹で優しくさすり、
時には爪を軽くあててあげる。
カレのおちんぼは漏れ出す喘ぎとともに力を取り戻し、
上になった私のお腹を突き上げるの。
私はカレのおちんぼに胸を当て逞しさを感じながら、
さらにカレの乳首や腋の下を、指や舌で愛撫し続ける。
カレが敏感に感じてくれるから、もっと感じて欲しくなっちゃう。
我慢できなくなって、下半身へと求め始めてしまう。
猛々しく張りつめたおちんぼを夢中になって咥えて貪るの。
あぁぁ、、あなたぁ、、フェラしてる私の方が気持良くなってるぅ。
奥深くまで咥えるだけじゃなく、
亀頭や太い棹を軽く唇で挟んで扱いたり、舌先でつついたり。
黒々とした陰毛でいっぱいの根元や太腿との付け根にも舌を這わせると、
可愛い玉ちゃん(笑)を口に含んで転がすの。
そして、さらに下の皺がいっぱいのすぼまりも。
そこに舌を這わすとからだを震わせて悶えてくれる。
カレが感じてくれると私も感じてしまい、それだけで私も濡れてしまうの。
前も、後ろも。
(あぁん、もう我慢できない )
もう一度おちんぼをしっかりと口に含んでから跨ると、
手であてがって、ゆっくりと腰をおろしていく。
(あぁぁぁ、、んっ、、入ってくるぅ、、)
また、カレと一緒になってるって嬉しさがこみ上げてくる。
だめぇぇ、なんでこんなに感じちゃうだろぉ。
じっとしてるだけで感じてしまってる私をカレは、
寝た状態から腰をずんっ、ずんっと突き上げて、
私に大きな声をあげさせる。
「あぁんっ、あぁぁっ、、だめっ、、、」
目がくらみそうな快感に身体を起こしてるのが辛くなって前に倒れると、
ちいさな膨らみの胸をまさぐりながら起こし上げる。
「あぁぁ、、あなたぁ、、あぅぅぅっ、、 」
前に倒れることが出来なくなって後ろに倒れると、
カレのをさらに感じて激しすぎる快感に襲われて跳ね起きてしまう。
「ひぃぃっ! くぅぅっ! 」
カレは頭が真っ白になりそうになってガクリとなった私を抱きかかえると、
貫いてるものが抜けないようにして正常位にかわる。
足を大きく広げられ、反り返ったカレの大きなもので奥まで、
ぐんっ、ぐんっと突かれ、また潮を吹きだしてしまう。
もう大きな喘ぎがとめどもなく口から発してしまう。
「あぅぅぅっ!、あぁぁっ、ひぃぃぃっ! 」
にゅちゃ、ぎゅぷぅぅ、と恥ずかしすぎる音をたて、
頭を真っ白に痺れさせる快感に息が苦しくなる・・・
足首をつかまれさらに大きく広げられ、
抜いたり差したりを繰り替えされ、
そのたびに肉口がめくれ上がってるような刺激におそわれる。
『アイ、出入りしてるとこがよく見えるよ
おちんぼがアイの愛液ですごく濡れ光ってる、、 』
「いやぁ、、いやぁん、、恥ずかしい、、あぁぁ、、
あなたぁ、、深く、、深くいれてぇ、、」
私が言い終わる前にカレのものが奥深くまで突き入れられた。
股間同士がきつく密着し、これ以上深く入らないというところまで。
「あひぃ、、ああぁ、、、ぁぅっ、」
最初はゆっくりと、次第に早くなっていくストローク。
奥のなにかを突かれるたびに頭の中で快感が弾けるの。
激しすぎる快感が苦しいくらい。
そしてその苦しさをも快感に感じてしまう。
「あぁぁ、あぁ、死んじゃうぅ、、
気持ちよすぎて死んじゃうぅぅ・・・ 」
女の快感を、幸せを教えてくれたあなた。
心も、身体も満たしてくれるあなた。
そんな大切なあなたに愛し続けてもらえるように、もっと可愛くなりたいな。
あなたの奥さんになれて、、しあわせ。
終わり
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最後までお読み頂きありがとうございました
イイネ! PC 8A8Np6di
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