[2837]  仁美
01/12 20:54
続きです。ごめんなさい、今日はここまでです…(^^;


No.202[丘陵地〜正体不明の追跡者B]

ハイキングコースは丘のてっぺんに作られた、舗装された道です。
その丘は高さは大したことありませんが、横に広く続いています。
今いる場所からずっとハイキングコースを歩いていくと、表玄関にあたる麓へたどり着けます。
迂回してそちらから帰ってもいいのですが、自転車を置きっぱなしなので…

但し、自転車を取りに行くにはさっきの車が停まっている駐車場の近くまで行かねばならず…

いろいろ逡巡しましたが、やっぱり自転車を置きっぱなしでは帰れません。

仕方ない…
あの車が出ていくまで待とう…

そう決心し、また先ほどのトイレへ…
駐車場には…
まださっきの車がエンジン吹かして停まっています。

イヤだなぁ…
早くどこかに行って欲しい…
私はそう思いながら、ひとまず着替えよう…
そう思い、トイレの中でさっさと着替えを済ませます。
男に戻り、ひとまずホッとします。

着替え終わり、トイレの陰からそ〜っと駐車場の方を見ると…
まだ車がエンジン吹かしてます。
そうこうしてるうちにいよいよ辺りは薄暗くなり、濃い紫色に包まれます。
遠方がよく見えなくなってきました。

早く… どこかに行ってよ…
そう思いながら駐車場を見ていると…

車から1人の男性が出てくるのがうっすらと見えました。
その男性、芝生広場の手前まで歩いてくると…

「お〜い! いつまでそこにおんねん! はよ出て来いや〜!」
って叫んだのです!

私はびっくり💦
腰を抜かしそうになります💦

え!? な、何?
あの人、誰!?
もしかして… 警察?💦

私は怖くなり、トイレの建物の陰に隠れます。
ドクン、ドクン…
鼓動が激しくなり響いて…


イイネ!(5) SHV48 pcR7bEbU
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