01/13 19:26 続きです…
No.204[丘陵地～正体不明の追跡者⑤]
…ドキドキ…
私は中腰の姿勢で移動開始…
植込みやら木々やら、いろんなものの陰に隠れながら麓の方へ降りていきます。
真っ暗なので、お互いに姿は見えないでしょう…
ゆっくりと時間をかけ、麓へ…
駐車スペースが近くに見えます。
私の自転車が1台、ポツンと…
ドキドキ…
真っ暗な中、周囲に十分気を配って気配を探ります。
さっきの車は…
やっぱりいなくなったみたい…
…ホッ…
私は安堵しました。
良かった…
でもさっきの男の人、一体何だったんだろう…
警察かと思った。
なんか気になるなぁ…
そう思いながら、私はリュックを抱えて自転車の傍に…
キョロキョロ…
誰もいないことを確認します。
前カゴにリュックを入れ、鍵を…
出来るだけ音がしないように、そ～っと…
スタンドを倒し、自転車に跨がって、広い歩道の上をゆっくり漕ぎだします。
…あ～ 良かった…
怖かったな…
そんなことを考えながら、走り出して間もなくのことです…
パアッ…‼️
私は後ろから、車のヘッドライトにこうこうと照らし出されたのです…！！
イイネ！(6) 
SHV48 
pcR7bEbU [編集] [削除]
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