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麗美
11/22 04:02
7-4
「校長先生、それなら明蹊学院大学はどうですか?」
どうやら、校長先生はその言葉に痛く喜ばれたようでした。
「お〜!さすが学年主任の先生だ、それはいいね。あそこの英文科には安家先生がいるからね。」
すると、隣から教頭先生も嬉しそうに声を合わせます。
「そうなれば、私たちも時々出張して、また麗美ちゃんにお会いできますね。」
「そうだそうだ、向こうに行ったら気兼ねなしに思いっきりれみちゃんと楽しめるね。よかったね、れみちゃん、ずっと先生達と一緒だよ。」
もうすでにぼくは意識は朦朧とし、偕楽の海の中に全身ひたっていました。自分でも、もう何を答えているかも分かりませんでした。
「は〜い、先生ぇ〜、れみはずっと先生達から、もっともっといっぱいいっぱい教えてもらいたいで〜す。大学に入ってもよろしくお願いしま〜す。いっぱいいっぱい気持ちいいこと教えてくださ〜い。」
「れみちゃん、随分、素直になったね。いい子だ。よし、みんな、れみちゃんにいっぱいご褒美をあげよう!」
イイネ!(1) SH-41A
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