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麗美
11/09 20:02
また別の日、その日も先生のマンションに僕は呼び出されました。そして前とは違う制服を渡されたのです。
「これはね、私が大好きだった制服なのよ。麗美ちゃんにこれを着てもらいたくてね。」
それは普通の白いシャツブラウスに斜め縞の赤いネクタイとダブルの金ボタンが付いたブレザー、そして赤系のチェックのプリーツスカートに超長いスーパールーズソックスでした。
「麗美ちゃん、可愛いなあ、とっても大好き。先生ね、赤が好きなの。それと……、ボーイッシュな女のコもいいけど、先生ね、今日はウィッグも用意してきたの。麗美ちゃんにきっと似合うと思うわ。」
そう言うと先生は僕に後ろを向かせ、僕の頭にウィッグを被せました。それは長い三つ編みのウィッグでした。
「思った通りよく似合うわ。可愛いわよ、レミちゃん。じゃあ次はこれを履いて。」
そう言うと、先生は赤地に黒の線が何本か入ったスニーカーを、僕の目の前に差し出しました。室内にいるのになんで外履きを履くのか僕には意味が分かりませんでした。
イイネ!(7) SH-41A
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