[57]  麻木貴子
10/12 13:43
>>54

AKIKO社長さま レトロパンスト素敵な皆さま

 昭和のデパートのレストラン🍽️って夢があって憧れのある場所だった思い出があります。

そこでは社長さまがお召しになっているような綺麗で上品な感じのウェイトレスのお姉さんが何人もいてテキパキと働いていました。

場所にもよりますが、デパートのレストランって食券を買ってから案内されて席に案内されたような気がします。(昔のことなので曖昧な記憶ですみません)

昭和の時代のことですのでウェイトレスのお姉さんは制服姿でパンスト着用だったと思います。

 即興で「パンスト少女物語1975」を創作しました。

… 時は1976(昭和51)年3月下旬の年度末休みのある日のことでした…

 私は小学校4年生の女の子です♡

 今日はお洒落してママと一緒にバスに乗って街のデパートにお出掛けしました。

 今日はいつものお出掛けとは違うことがありました。
それは、よそ行きのお洒落なお洋服を着る前に「貴子、今日からブラジャーしてスリップも着けなさい」。そして、「これ、穿きなさい」。ってパンティストッキングを手渡されました。今まではタイツを穿いていました。

 ブラジャー付けてスリップ着けてパンティストッキング穿いて…なんだか「大人」になった気分でした。

 デパートでお買い物してレストランでお昼を食べて、帰り道にスクランブル交差点を渡ろうとした時のことでした。

 信号がチカチカ(青の点滅)したので、ママに渡ることを止められました。

 すると、ママよりは年上の一人の女の人が信号が赤になっても、モタモタしていました。私は「あの『おばちゃん』あぶないな…」と思って「おばちゃん」の様子を見ていたら、なんと、「おばちゃん」がまだ渡っているのに信号待ちしていたバスが動いちゃったんです。

「おばちゃん」は驚いて「きゃあぁーっ」って悲鳴をあげながら、慌てて動き出したバスの前から逃げました。

もちろん、ママもその様子を見ていました。

その様子を見てからなぜかママの様子が思い詰めたように変になりました。

そして、ママがとっても思い詰めた様子で私に秘密を打ち明けました。

「貴子…ママね。一人でお出掛けしてる時…さっきの「あのおばちゃん」みたいなことして遊んでるの…赤信号のスクランブル交差点に一人取り残されるとワクワクするの…動き出したバスの前から逃げる時のスリルがもうたまらないの…」。

「…ママね…実はあの『おばちゃん』知ってるの一緒に遊んでるの…」。「…ママって変でしょ。頭おかしいでしょ」。

そういうママの秘密を打ち明けられて
正直驚きましたが…私はママに言いました。

「…ママ、貴子もママと『あのおばちゃん』と同じ目に遭いたい…」。

それが、麻木貴子の始まりです♡

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