[61]  仁美
02/17 20:32
続きです。ごめんなさい、今日はここまでです(^^;



No.219[大阪城公園〜 初めてのセーラー服♥️G]

あ、でも確かに…
藪が不自然にカサカサ動いたような…
あ、確かに、人影が見える…!

「あ…! 本当だ。誰かいる!」
私は頷きながら、双眼鏡から目を離して、オジさんに返します。

「な、おったやろ?」
そう言うとまたオジさん、双眼鏡で林の中を覗きます。

「…あ、アイツ… こないだ、シバいた奴や」
…え? 何? どういうこと?
「ワシら覗きも縄張りみたいなもんがあってな。アイツ、新参もんのくせに邪魔しおるから、こないだシバいたったんや」
オジさん、そう言うとニヤッと笑いました。
元々見た目ちょっとイカついタイプだから、そんな話してると目付きが怖い(^^;

「ワシな、柔道やっとったんや」
あぁ、なるほど…
オジさんのガッチリした体型はそういうことね…
「せやからほれ、耳たぶ触ってみ。分厚いやろ?」
オジさん、私に耳たぶ👂️を近づけます。
私は指を伸ばし、オジさんの耳たぶを触ります…
「… ホントだ。耳たぶ、分厚い…」
本当に分厚い耳たぶでした(笑)
「な、そやろ?
せやしワシな、ケンカは自信あんねん。気に入らん奴おったらシバいたるんや」
またニヤニヤ…

…え、ちょっと…
このオジさん、やっぱりちょっと怖い…
私は少し気が引けてきました…(^^;

…このオジさん、ケンカ自慢タイプなんだ…
ちょっと私は引き気味に…

「でも若い頃と比べたら全然やけどなー。ひーちゃんが本気になったらワシ、かなわんわ」
なんてオジさん、言ってるけど(笑)
でも全然、強そうだけど…(^^;


イイネ!(7) SHV48 pcR7bEbU
[編集] [削除]

親スレッド
管理

無料レンタル掲示板ぺたぼーど