[7]  さわこ
06/25 00:31
第四回妄想
そのあと話はトントンと進み、翌々日に私は省吾くんのマンションに行くことになりました。

“省吾くん、昨日言ってた料理を教えに行く日のことね、○月○日大丈夫みたい。パート終わったら行けるよ?W

Wはい、僕も大丈夫そうです。よろしくお願いします。”

“うん、じゃあその日にね。明後日よ?大丈夫?”

“はい、だめになりそうでも無理やり仕事の都合つけます。里美さんの手料理のためですから!”

“何言ってるの省吾くんが料理するのを手伝うんだからね?もう!”

“わかりましたよ。よろしくお願いします(笑)W

私は息子の家に食事を作りに行く、そんな気持ちになっていたので夫には夕食を済ませて居間でテレビを見ながらくつろいでいた時に普通に話しました。

「明後日ね、省吾くんのお家に行って
一緒に食事を作ってあげようと思うの」

夫は一瞬驚いていたように見えましたがすぐに

「ほ〜ぉ、食事をか?」

「うん、聞いてるとすごくひどいのよね。
コンビニ弁当とか簡単なものだけで済ませてるから。
今はまだ若いからいいけど、そのうちきっと身体壊しちゃうからね。
自分で何か出来るようにしてあげないと」

「そうだな、今の若い子の食生活はひどいだろうな。まあ、いいことじゃないか」

「うん、だからね、その日はご飯作っていくから食べててね? 私は省吾くんに作らせて済ませてきますから。」

「わかったよ。でもあいつ作れるのか?」

「わかんない。かなりあやしいって言ってたから。」

そんな話をしたと覚えています。

その日、私は午後から半休をもらって一度自宅にに帰って夫の食事を用意して省吾くんのマンションに向かいました。

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