[788]
雅美
05/22 05:47
エピソード7
この流れでいっとくか。
そんな反社会的な人とお付き合いをしてる時に、雅美の友人が加川良さんの友人を連れてきて相談があるって言うんだよ。
来たのは近所のラーメン屋の2階に下宿していた大学8回生だったけど、夢を語りだしたんだよ。
イベント会社を立ち上げて拓郎さんとかを呼んでみんなに楽しんでもらいたいってね。
そんな事言ったって大学生で資金も無いし当然興行権のことも頭に無かったからね。
雅美はすぐにニューミュージック系の興行を打っていた反社会のおじさんと、演歌の興行を打っていた父の友人のところに行って、
会社を作って興行をしたいって相談にいたんだけど二人ともお前ならいいよってあっさり許してくれたんだ。
すごく気合入れて行ったのになぁ〜拍子抜けだぁ〜。
興行権はもらったんだけど最初は資金なんか無いからほんとに手作り状態で使える友達は誰でも使って歩いてチケットを売ったよ。
ここでずっと前に話すといってた山アハコさんだよ。
超メジャーな拓郎さんとか陽水さんなんか呼べないから山アハコさんとか淺川マキさんだ。
でもやっぱりそれじゃ〜お客さんは呼べず、ずっと赤字だったね。
軌道に乗ったのは数年後で商業ビルのテナントに入りレコード店を開いてそこでチケット販売が出来るようになってからかな。
最終的には四国全域のチケット販売をするようになったんだけど、上手くいきだすと人は変るものでね喧嘩別れして雅美は一円のお金ももらってないよぉ〜。
という訳でうちの県の興行権は雅美がもってる。
もう50年近く前のことだしあやふやになって勝手に興行打つヤツも多いから反社会の影が必要なんだけどもうそういう時代でもないからね。
みんな勝手にやってるよ。
という訳でこんなとこでもミュージシャンと繋がってる。
エピソード7は怪しくてかなりヤバイ雅美のお話でした。
イイネ! PC 3YBj0WfF
[編集] [削除]
親スレッド
管理