[799]
ダーリンと言う言葉で熱が50度になったくまさん👺🐻
01/15 22:17
>>798
どこかに香織ちゃんの名字が書いてないか探すつもりで、以前のスレを開いてみた。
スレどころじゃなくなって、すっげぇ美人の写真に見入ってただけだった・・・😅💦
とりあえず、中途まで書いた物語を載せますね、このまま寝込むとちと不安なもので・・汗。
「甘く危険な香織」シリーズ
@夜明けのトワイライト湾岸線 ”疾走の黒い淑女”
その一
まだ明けやらぬ冬1月の午前6時、都会の暗闇に浮かぶガソリンスタンド。
西新宿山手線沿い 白い息をまといながら給油ノズルを差し込んだ香織は、
濃紺の生地に細いストライプが入った3ピーススーツ姿だ。
タイトスカート、ベストに上着とほぼ一般事務員の制服のいでたちだが、
そのタイトスカートは165センチのすらりとした体にフィットしているだけでなく、
一目見た人は一瞬視線が止まるほどの短さで、ふとももを隠すというよりむしろ
強調さえしている。
おまけに後ろにはスリットが深く入っており、さしずめお尻は無防備状態といっていい。
昨年からの仕事がつい二日前に終わったばかりの香織だが、終わるや否や上司からの
指示で夜明けという突拍子もない時刻に横浜大黒まで呼び出された。
変わったボスだった、裕次郎かぶれでいつもトレンチコートの襟を立て、時折眉間にシワを寄せて喋った。
朝日奈和彦の本名から、”日の出部長”と呼ばれているが、本人がすぐに「ボスと呼べ」と訂正を促す。
名前からだけでなく、実際に日の出が好きなのだ、今朝のように部下を呼びつけ、手すりにもたれかけて朝日を見ている自分自身の姿に酔っているところがある。
だが、今日の待ち合わせ場所から日の出が見えるのか、香織はそこが少し気になった。
裕次郎かぶれの件を除けば、文句のない上司だった、香織の体を舐め回すのも好きで、香織の要求を拒否したことは一度もなかった。香織にとって素直なかわいいボスなのである。
と同時に仕事のターゲットだったチンチクリンの市会議員の変態行為が頭に浮かんだ。
好色とはあのチンチクリンのことだと思った。飽きることを知らず、香織の体の中に1時間以上も入っていたことも一度や二度のことではなかった。
ネチャネチャと音を立てて唇を吸ってきたときは、思わず鳥肌がたった香織であった。
「疲れたな。」
そう一人ごちた香織は、給油が終わるとミニスカートのふとももを惜しげもなく広げ
車に乗り込むや、履いていたハイヒールを助手席に脱ぎ捨てると、
ストッキングに包まれた美しい足をペダルにかけた。
エンジンに火を入れた、途端に数十匹のライオンが揃って唸り出したかのような
腹を響かせる音が闇の底にひろがっていった。
車は黒のフェアレディZ380RS ほぼサーキットマシンと言っていい。
心臓部は3.8LフルチューンのGT-RSツインターボ仕様で、
最大ブースト圧1.2キロ時に600馬力を軽くオーバーするモンスターマシンである。
その怪物をしなやかに操る香織は、ライオンが忍び足で獲物に近づくように、
そろりと都会の闇に車を出した。
給油機の向こう側にいたカワサキW1の黒い革づくめの青年が、何者?という
あっけにとられた表情で、出て行く”淑女”を見送るように見つめていた。
イイネ!(22) PC ZefMWATJ
[編集] [削除]
親スレッド
管理