01/22 20:03 〝遠い昔の…旅の思い出①〟映画館へ向かう道
それはまだ、梅の花が咲き出したばかりの２月…朝の８時、街中の騒音で目が覚めました。（そうだ、昨夜は飲みすぎて車の中で寝ちゃったんだっけ？）何人かの仲間と小山の運動公園で散策したり、お話してる内に、理解のある焼肉屋さんの噂を聞きつけ、それからその焼肉やさんに行く事になって、しこたま飲んで、食べてしまって、気がつくとひとりになったわたしを口説いた、店主に了解を得て、（その為？）店前の駐車場に車を止めたまま、車中で寝てしまいました。
ワンボックスのカーテンからの日差しがやたらうっとうしく思えた。今日は水戸の成人映画館に行く予定でした。車の中でクシャクシャになった髪の毛とメイクを直しました。（ひどい顔してるぅ～）それから取り敢えず、前席に移って車のエンジンを掛けました。ディーゼル音がうるさいのと排気が煙いので、取り敢えず車を駐車場から出し、国道50号に向かいました。
（たばこ…３本しかないじゃん、コーヒーも飲みたいし）マンションが立ち並ぶ、駅前の道を通り抜けて、国道50号に出て車を走らせていると、通勤途中の社用車やトラックが結構走って居ました。（誰もここに変態？が居ること分かんないんだろうな～？）何となく笑ってしまうのは、まだ脳がまともに働いて居ないのか、それとも今日が久しぶりのお休みだからなのか、良くわかりませんでした。
おんぼろナビに映画館へのルートを入力すると、到着予定時刻が１１時３０分…（げっ、そんなに掛かるの？）ガソリンは取り敢えず間に合いそうだけど、これじゃあ、着く前に疲れちゃいそう。飲み過ぎて浮腫んだパンストの爪先が、パンプスの先で何だか吊れちゃって痛い。運転しながら、膝上の黒いニーハイ・ソックスを脱いで助手席に丸めて置きました。少し楽になりました。
（２月の初めでこんなに暖かいの？おかしいよね、地球温暖化進んでるのかな？）ど派手なエルメス風のワンピに薄い黒のスケスケのカーデガン（ストッキングの生地みたいな）しか着て居ないのに、熱くて暖房が要らないくらい。（今日は雨だって言ってたのに。アメダスめっ！）結城を抜けて暫く走ると右側なかに大きな〝サウナ〟があります。しばらく走って居ると、タバコの自販機のある簡易な休憩所を見つけました。
少し、ポツラ、ぽつら降って来たかな？（いくら私でもこの格好で真昼間からコンビには寄れないわよ、他の人の目の毒になっちゃ悪いし、着替える元気も無いしね。それに今日は目的が違うし）自販機でにタバコを買って元の道に戻ると、峠を過ぎた辺りから意外と道路が空いて来ました。（コレなら予定より３０分位早く着くかもね）
昔は信号や交差点に差し掛かるたびに隠れてたりしたけど、もう、威風堂々たるもの…って言うかその方が目立っちゃうのよね。トラックなんか横に付いた時には、スカートわざと擦り上げたりして妙にトラックのスタートが遅れたりして、興奮してます。（アハハハハ…変態でしょ？）
前なんかトロトロ走ってる田舎の軽トラのおじいさん追い越す時、ブラ＆パンで身体をピンクのロープで亀甲しながら、追い越す瞬間シートに立ち膝で左窓全開っ！（なぁ～んて、本当にやったかどうかは秘密）ああ、私もこんなにトロトロ書いてたらいつまでも映画館に着かないわよね、と言うわけで、第二部に続きます。
イイネ！(23) 
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