[916]
日の出和彦
01/28 00:11
>>915
肌寒い夜にも関わらず、ブラを掴まれた香織の背中はうっすらと発汗しており、月の光に微かに照らされ反り返った中心線の影がやけにやらしかった。
香織の脳にはすっかり淫靡な膜が張り巡らされたようで、下半身から湧き上がるえもいわれぬ快感に狂わされる程であった。
「ああッいい!凄くいいの!!このままイカせて!!お願いッ!!!」
女はこんな素晴らしい悦楽をいつも味わっているのかと思うと、嫉妬したいところではあるが、
(私は両性の悦楽を今一度に体感することが出来てるんだわ・・・・)
との不思議な思いも湧くのだ。
男の動きはいよいよ噴射に近づいて来たのか、香織の中の男根が一段と膨らんだかのように感じた。
(あんッいぱい届いてるッ!)
蕾の奥深くに侵入した男根は、より前立腺を押し潰すかの勢いで直腸の襞を擦り上げた。
「ああッもう駄目!あなたッやらしい!やらしい!嫌ッやらしい!!」
殆んど叫ぶような香織の答えは、男を大いに喜ばせ、とうとう射精の限界を超え香織の中でこれ以上ない程の勢いで白濁液を脈打ちながら吐き出した。
「おおおッ香織!締まるぞ!いいぞ!最高だぁ!!」
男の土手と香織の臀部が密着したように暫らくは離れようとしなかった。
「あううううッ!私も、私も、立て続けにイッてるの!!やらしいわッあなた!好き!」
「いいぞ香織ッやあしい女めッ!!」
「嫌ッ言わないで!ああんッお願いッキスして!!」
香織は自分から男に唇を差し出し、更に舌までも突き出して、しつこく粘い接吻を求めた。
男は香織の後ろ髪を引き寄せ、その濡れた小さな舌に思いっ切り吸い付き、香織が呻くことも出来ない程に唇をしゃぶり上げた。
夜更けの人気のない公園で男と女は、互いを貪り尽くすかの様にいつまでも淫美で淫蕩で淫欲な二人だけの宴を楽しんでいたのであった。
『淫美の宴』 日の出和彦・作 〜完〜
イイネ!(1)
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