[436]  西野真由美
09/11 13:31
>>435

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せ、先生・・・
白百合倶楽部って、まさか・・・・

そう、都市伝説じゃなかった、ということだな。
あの事件は、ちょっとした事故だったんだよ。
私も、詳しくは知らないんだがね、会員になるために自分の娘を差し出した愚かな父親がいてねぇ。だが、差し出した後になって、正気に戻ったのか、娘を返せと言い出した。それで、警察に駆け込んだそうだ。

そんな・・・

それであんな大事件になったってわけだな。
私ももみ消すのに若干骨を折ったが、まあ、大したことはない。
だが、そこから後日談があってね。その子と家族、どうなったか、知ってるかね?

い、いえ・・・・

両親は不慮の事故死、その子はめでたく倶楽部の商品に。
私も興味本位で一度楽しんだことがあるよ。よく覚えていないから、まあ、それなりの子だったんだろうな。

それでその子は・・・

ああ、それはもう、とっくに処分されているよ。
人気がなくなった子はね、みんな処分だ。厳しい世界だろ。

処分?

まあ、それ以上はまだ聞かないほうがいい。大体想像はつくだろうがな。

なぜ、そんな秘密をこの私に。
私は、そんな組織、許せるわけありません。

そうだろうなぁ。だからこそ、だよ。
君のような正義感の強い人間は危険だからな。早めに取り込んでおいたほうがいい。それに、メンバーになれば、これから先、いろいろと有利だよ。君も二世議員として期待されてるんだろう。だったら、この人脈は悪くないと思うぞ。

そ、そんな・・・
年端もいかない少女を性のはけ口にするなんて、私にはできません。

まあ、みんな最初はそう言うよ。
だけど君、まんざらでもないんじゃないのか。
ちょっと調べさせてもらったが、若いころは毎年決まったところに海外旅行をしていたそうじゃないか。その世界じゃ、有名な街だよな。
それに、違法ないかがわしいサイトも見ているようじゃないか。気を付けたほうがいいぞ、きみのような清廉潔白を売りにする議員には命とりだ。

く・・・
わ、わかりました。
でも、私にはできません。
今聞いたことは、すべて忘れます。それで、いいでしょう。
それでは、失礼します。

まあ、待ちなさい、吉川君。
きみの気持ちは分かったが、実は、用意しているものがあってね。
それを見てからでもいいだろう。

用意している?

ああ。呼んでるんだよ。白百合倶楽部の子を。
入荷したての新人だよ。
この子だ。西野真由美。1〇歳のC学1年だよ。

こ、これは・・・

瑞希修学館C学に通う、いや、通っていた、というべきか、優秀な子だよ。
学級委員長を務めていたそうだから、絵にかいたような優等生だ。
どうかね?

う、そんな・・・・

数か月前に倶楽部のオーナーにとらわれてレイ〇されて処女を奪われ、それからは、毎日慰み者にされる日々だ。オーナーに飽きられたんで、ようやく我々もご相伴にあずかれるってわけだ。
デビュー最初の客が、この私というわけだな。

し、しかし・・・

突然のことで、いささかパニックになっているようだねぇ。
無理もない。だが、これからも驚くことがたくさんあると思うよ。いい意味でな。
ちなみにこの子も、父親に提供されたんだよ。この子の頑張りだ、お父さんも晴れて我々の仲間だ。もっとも、会員ステージは下のほうらしいがな。
人間の業ってやつは、深いもんだなぁ。父親をここまで狂わせるんだからなぁ、

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調子に乗って長くなってしまいました。


イイネ!(2) PC sdU5Ll0f
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