[181]  麗美
11/15 18:14
第三話/04

和夫くんはひどく悲しそうに言いました。そんなかずお君の様子がとてもかわいそうで、とてもいじらしくて、僕はたまらなくなってきました。

突然の告白に僕は固まってしまいましたが、でも、なぜか半分嬉しかったのも事実です。真澄先生や校長先生からは奴隷のように性欲の捌け口に利用されているようなものでした。僕は、それはそれで嬉しくて気持ち良かったのですが、でも、今、かずお君から僕のことを大好きだ、僕を大事にしてたい、そう言われて、涙が出そうなほど嬉しくなりました。

「ありがとう、かずお君。僕、かずお君にそんな風に言われて、本当にとても嬉しい。僕もかずお君のことが大好き。」

イイネ!(1) A103SH
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