[1120]  みちこ
11/08 06:05
病室にて

入院してから一週間。
みちこの原因不明の排尿の詰まりは一向に改善されず、常に挿管されている導尿カテーテルによる定期的な排尿と、陰部の消毒、一日にわたりナプキンの装着が必要となる。

また、一日数回、器具による膀胱内の血の塊の吸引が施され、その度に炎症防止の薬剤が尿道より注入されるのであった。また、羞恥心を避けるため、毎回施術中はアイマスクを装着されるようになっている。

そんなある定期のナプキン換えに看護師が2人病室に入ってきた。1人がテキパキとみちこのスリップをたくし上げ、ショーツごとナプキンをぬがし、もう1人の看護師が、またふたたび装着するナプキンを選び、新しいショーツに装着し、準備していた。

ところが、今回脱がしたナプキンにまた血液が付着、看護師はこれを確認後、血の付着したナプキンを厳重にサンプルとして回収した。そして2人で相談の上こう語ってきた。


明日は特別な検査がありますので、今回はその下準備とさせて頂きます。まずいつもの投薬となります。

そして今回はお腹の中も綺麗にしたいので肛門からも投薬させてもらいます。

何のことかわからないまま戸惑うみちこを尻目に、また1人看護師が現れ、みちこの脚を開脚し肛門が露わになる姿勢を取らされた。
例によって視界を奪われるみちこ。

入念に肛門周辺の剃毛と消毒がなされ、なにかが挿入されたかと感じたら、生温い液体がみちこの体内に注入されていった。

さて、お薬の効果が出るまで万が一があるので今回はオムツを装着します。

今夜もまた股間に触れないように手足を固定させてもらいます。常に隣の部屋にいますので何かありましたらナースコールをお願いします。

続く…


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